“オレは毎晩スパスパやってるよ。” オーストラリアと大麻。
この間、夜中にトイレに入ったときのこと。
ドアを開けたわたしはぎょっとした。
フラットメイトの女の子がトイレの床に倒れている!!!!
“大丈夫!?Are you okay!?”って言っても
“うーん…“って唸ってるだけ…。
これはやばい、と思って他の子の助けを呼んだ。
とりあえず意識はあるから大丈夫みたいだけど、どうやらお酒を飲みすぎたわけではない様子…。
彼女、大麻を吸いすぎちゃったみたい。
その子を介抱する女の子からはこんな言葉が…
“あなた、マフィン何個食べたの??”
え、マフィン?関係あるの?って思いますよね。
海外では大麻がマフィンなどのお菓子に入っていることがあるんです。
それに気づかずに食べてしまうこともあるらしい。
(※AUSの普通のお店ではまず大丈夫です!)
“こういうことってよくあるの…?”とその女の子に聞くと、
“Welcome to Australia.” と彼女は失笑。
ようこそって…
(これは普通のおいしいクッキー)
オーストラリアでは州によって大麻所持に対する罰則は違うみたいですが、
わたしの住むブリスベンでも、日本と同様大麻は違法です。
でも何が日本と違うかといえば、
そこらじゅうに大麻をやっている人がいるということ。
街で警察に声をかけられても、注意されて終わりなこともあるみたい。
日本では考えられませんよね。
種類によるのかもしれないけれど、大麻ってタバコとは違う甘いにおいが
するんです。例えば友達の家に遊びに行ったとき、
“あ、この家の人は大麻吸ってる。”ってにおいでわかっちゃう。
-毎晩シェアメイトとスパスパ
もう一個、びっくりしたエピソード。
ともだちがある男の子に言われたそうです。
“オレは毎晩スパスパやってるよ。”って。
“え、何を???”
何のことだかわからなかったわたし。
“大麻だって。”
“……((°Д°;)))))”
このくらい一般的なんです。大麻やってるって。
“タバコと比べてそんなに依存性はないし害もないよ。“って。
でも。でも、どう思いますか?
毎晩仲間と大麻を吸っていることを自慢げに話すひと。
違法なことをしてるのに、害は無いとかむしろ日本でも合法化されるべきだとか言って正当化するひと。
世界には大麻が合法なところだってあるし、タバコは合法なのに大麻はなぜ非合法なんだとか言う人もいるし、正直どうなるべきなのかよくわからない。
色々な情報や意見があって、簡単には割り切れない。
調べるほど混乱するばかりです。
でも少なくともそれは非合法だし、手を出す必要はないと思う。
それがなくても生きていけると思うから。
実際危険な目に合ってる子も見てる。
どんな意見を信じるかはその人次第だけど、やっぱりよくないと思うな。
あなたはどう思いますか?
(おしまい)