PEOPLE DOWN UNDER

日本にいたら感じられないこと、知ることのできない異文化、わくわくすること発信します。

世界一バカな女子2人のメルボルン旅行

 

(前回に引きつづき、ブリスベンのラジオ局4EBの番組「Japanwave 98.1FM」で取り上げた内容を文字おこししました。)

先日友人と行った、トラブルつづきメルボルン旅行の記録 :)

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ー魅惑の街メルボルン

 

7月といえば、学生は冬休み。長期休暇といえば旅行シーズンということで、わたくし先日メルボルンに行ってまいりました。まー旅行といえばトラブルがつきものですよね?今回はそんなことを実感する旅行になりました。

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みなさんメルボルンへは行かれたことありますか?

メルボルン市内はヨーロッパで見られるような古い建物が多く残っていて、

印象としては“街並みも人もすごくおしゃれ”という感じでしたね。

大通りから小道に入ると、石畳の通り沿いにずらりとカフェやバーが並んでいて、

屋根からお花がつるしてあったりとか、おいしそうなケーキやパンが売っていたりだとか、本当にわくわくする街でした。

 

メルボルンはビクトリアの州都で、400万人以上もの人が住んでおり、世界一住み易い街にも選ばれたことがあります。

市内を一周するレトロな雰囲気のトラムに、無料で乗れたりもするので、交通も便利です。

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(無料トラムはレトロでおしゃれ)

 

ここで私が行った、おすすめの場所を少し紹介しますね。

まずは世界遺産にも登録されている王宮展示館

1880年にメルボルン国際博覧会で使われるために建てられた建築物で、オーストラリアで最初のヨーロッパ風建築物と言われています。すごく大きな宮殿のような建物なのですが、その目の前にはカールトン庭園という広い庭が広がっていて、中心にある噴水もまたヨーロッパの雰囲気をかもし出しています。

 

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緑の芝生がつづく並木道にはベンチが並んでいて、ラブラブしているカップルとか、コーヒーを片手にパソコンを見ているビジネスマンとかがいました。

ほんとにみんな絵になる。そこに座っているだけでかっこよく見えます。

王宮展示館は、隣にある博物館で予約をすれば中にも入れますので、是非みなさん行ってみて下さいね!

天井の高い、壮大な建物に感動すると思いますよ。

私が行ったときは、工事中で入れませんでした。笑

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 (映画にでてきそうな並木道・・・)

 

―シーフードパスタにワインでいい気分。からの・・・

 

それからもう一つおすすめなのが、ブロックアーケード

屋根のついている商店街?といったところでしょうか。

といっても日本にある近所の商店街を想像しないで下さいね。こちらもまた、一歩足を踏み入れるとヨーロッパの世界に迷い込んだような、すごくおしゃれな作りのアーケード。

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行列ができるケーキ屋さんに、ジュエリーショップ、様々な香辛料を量り売りしているお店など、ひとつひとつのお店にわくわくします。

私たちは行列に並んでケーキ屋さんに入りました。チョコレートタルト、めちゃくちゃおいしかったです。

紅茶もいろいろな種類があって、店員さんもおすすめするsnow whiteという紅茶は香りもよくとてもおいしかったですよ。

 

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他にもおしゃれな通りはたくさんあります。私たちはフリンダース駅の目の前の路地に並ぶ、おしゃれなバーの一つに入ってみました。

魔女の宅急便の舞台になったとも言われている、メルボルンを代表する駅ですね。

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(キキが飛んでそう!!!)

 

ちょっと早い時間だったのですが、せっかくなのでとワインを注文し、エビやホタテが入ったシーフードパスタをいただきました。

通りだけでなくお店の中の装飾も凝っていて、とてもおしゃれなんですよ。

そんな場所で飲むお酒とおいしいパスタは最高です。ほんとに贅沢な時間をすごしました。

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ここで私、おみせのグラスを割ってします。

ほろ酔い気分でなぜか右手でグラスをパンチしてしまったんですねー。 

なんか嫌な予感・・・

はしなかったけど、これがこの旅でおこるトラブルの始まりでした。

 

―映画の世界!グレートオーシャンロード

そしてそして、みなさんに是非行ってほしいのが、メルボルン市内から車で3、4時間のところにある

グレートオーシャンロード!!知っていますかー?

“飛べないブタはただのブタ”で有名な映画、紅の豚の舞台のモデルになったといわれている場所もここにあります。第一次世界大戦後に建設されたグレートオーシャンロードは、全長200キロ以上にも及ぶ海岸沿いの道路で、オーストラリアの国会遺産に指定されています。

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当時の戦争からの帰還兵の仕事として政府が計画したもので、当時の技術を結集し16年かけて完成しました。中でも必見なのが、

12使徒(Twelve Apostles)とよばれる、海にそびえたつ不思議な形の岩たち。

海流や風によって何万年もかけて浸食され姿を変えていくその壮大な景色からは、地球の歴史を感じることができます。

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このあたりの大地は石灰岩でできているらしく、海の底に積もった生物たちが何億年もかけて岩になったもの。オセアニア大陸の断面には、くっきりと層をみることができます。

途方もなさ過ぎて想像するのも難しいくらいですが・・・

ここではヘリコプターにのって空から壮大な景色を楽しむこともできます。

 

そして、紅の豚の主人公ポルコロッソの秘密のアジトのモデルとなったといわれているのが、

”ロックアードゴージ“という場所です。

岩に囲まれた入り江になっている場所なのですが、映画の場面覚えていますか?

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ロックアードというのはもともと船の名前で、1878年に乗組員54名を乗せたロックアード号がメルボルンを目前に沈没してしまいました。

奇跡的に2名だけ、この入り江に流れ着いて助かったそうです。

12使徒に並び、ここも必見の名所です。

入り江の方にも降りていけるので、映画の世界を間近に感じることができます。

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ここで私は、すごいね~なんていいながら友達とはしゃいでいたわけですが、やっぱりお互い写真を撮りあうじゃないですか。それで友達のカメラでその友達を撮ってあげたわけですよ。

そしたら何を思ったのか、カメラから両手を離してしまったんです。

ポスッとビーチに落ちたカメラは、ビーチの砂まみれになって、大丈夫そうかなあと思ったんですが、細かい砂がレンズに入ってしまい・・・

友達のカメラを壊してしまいました。

 

もうそこからお葬式状態ですね。

私は申し訳なくてずーん、となるし友達もこれからまだ旅行の予定がありますからショックを受けてるし・・・人生初の弁償ですね・・・ほんとにごめん!!

誰かいいカメラ屋さん知ってたら教えてください!涙

 

そんなこんなで、一生のうちに一回は見ておきたい絶景の思い出は、ちょっとほろ苦い思い出つきになってしまいました。笑 

でもやっぱりグレートオーシャンロードはすばらしいところで、ほんとにいい経験ができました。海だけじゃなくて、途中に野生のコアラを観られる場所があったり、熱帯雨林の中を散歩したりすることもできるんですよ。

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ドライブをすれば、海も森も両方楽しめます。

右を見ればどこまでも続く緑あざやかな草原、左を観れば見渡す限りの海、地平線で、こんな景色ほかにはないという感じ。

美しい道なので、クルマのCMにも多く使われているみたいですよ。ツアーではなくて、自分のクルマでドライブするのも最高だと思います。

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おしゃれなメルボルン市内を出て、車で数時間ドライブすればすぐに大自然にも出会える、そんなところがメルボルンンの魅力じゃないかなあと思います。

旅行最後の日は雨だったのですが、屋根のあるアーケードや路地を散策するのも楽しかったですよ。

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 (通り過ぎる人みんなおしゃれ!)

 

―最後にありえない失敗。教訓を得たメルボルン旅行

 

さて、たった三日間ですが市内を歩き回り、グレートオーシャンロードにも行き、

くたくたになった私たちは住み慣れたブリスベンンに帰ろう、と空港に向かいました。

それにしても今回の旅行ではグラスは割るし、友達のカメラは壊すし、なんかトラブルつづきだったなあ、

そーいえば、二度あることは三度あるっていうっけ・・・。

まーでも最後においしいパンも食べれたし、ゆったり空港に向かって余裕じゃん?なんて考えていました。

 

空港につきました。なんかおかしい。人がいない。

私たちの乗るはずの飛行機、もう飛び立ってました。はい。時間間違えてました。

どうやったら飛行機の時間を間違えられるんでしょうか。

その日の世界一のバカを決めるとしたら、間違いなく私たちでしょう。

 

カウンターのお兄さんに軽くあしらわれた私たちは、

もうこんな飛行機会社二度と使わん、と逆ギレし、

「ばかだねえ・・ほんとばかだねえ・・それに尽きるね。」とつぶやきながら空港内をうろうろ。

次の日の朝一で他の飛行機を取ったあと、空港のバーでお酒をのんで朝まで優雅に過ごしました。

 

ほんとにトラブル続きだった旅行ですが、間違いなく一生忘れることはないでしょう。

 

メルボルンに行ってみて、あれ、ブリスベンって田舎じゃん。

と若干ブリスベンをけなしていた私たちですが、飛行機が無事にブリスベンに降り立った時、涙がでそうになったのはなぜでしょう。

“遠足は家につくまで。“

実際にこれをしっかりと意識したのは初めてかもしれません。

 

みなさん、何事もしっかり事前に確認しましょう。

特に旅行はトラブルがつきものです。

 

(おしまい)

 

私たち「4EB Japan 98.1FM」のホームページです。http://4eb.brisbane.jp/

毎週ブリスベンでの旬なイベント情報を更新していきますので、ブリスベンにお住まいの方はぜひ参考にしてみて下さいね。

また、番組はオンデマンドでもお聞きいただけます。

興味のある方はぜひ4EBのホームページから、On Demandをクリックして聞いてみて下さいね。

どうして?スタバがオーストラリアから撤退。

(ブリスベンのラジオ局、4EBの番組「Japanwave 98.1FM」で取り上げた内容を文字おこししました。)

 

スタバといえば日本では大人気のカフェ。学生、ビジネスマン、お話に花を咲かせるお母さんたちまで、みんなが心地よく利用できる居場所として定着しましたね。そんなスタバがなんとオーストラリアから撤退してしまうのです。

「うそでしょ!?オーストラリアの人かわいそう。」

なんて思ったそこのあなた。

これがオージーには痛くもかゆくもないんです。

 

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―オーストラリアに来ておどろいたコーヒー文化

(ユカ、トモカ、マチの3人が話します。)

ユカわたしがここブリスベンに来て感じたこととして、沢山のコーヒーショップが立ち並び、現地の人たちはよく片手にコーヒーを持っているな、ということです。

 

トモカ:そうですね、いっぱい飲んでますよね~。

 

ユカみなさんは何でこんなにもコーヒー文化がオーストラリアに根深く浸透しているか考えたことはありますか?今回はオーストラリアとコーヒー文化についてお話していこうと思います。

 

1か月程前、アメリカのブランドである有名なコーヒーチェーン店は採算が合わず、オーストラリアの企業に売却されるということが報じられました。

最大の理由は、

オーストラリアには元から深い深いコーヒー文化が根付いていて、他のコーヒー店などに勝てなかった

ということ。あの有名なコーヒー店の入る余地もないほど文化が根付いているってすごいですよね。

 

マチ:びっくりしましたよね!バリスタなどコーヒーの勉強をするために海外からオーストラリアに来るというのも聞きますし。あとは、オーストラリアは人件費が高いとかもあるみたいですね。

 

ユカ:このオーストラリアのコーヒー文化はどこから来ていると思いますか?

もともとオーストラリアはイギリスの植民地であったため、イギリス文化である紅茶がメインでした。

しかしその後、色々な国からやってきた移民達が徐々にオーストラリアの食生活に影響を与え、コーヒーを飲む文化が浸透していきました。

多民族国家であるオーストラリアならではの理由ですよね!

 

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なるほど。スタバの撤退の背景にはオーストラリアのつよいコーヒー文化があったんですね。

たしかにブリスベンで生活していると、国内のチェーン店や個人のお店も含め、

たくさんのコーヒーショップが軒を連ねています。

スタバが日本に入ってきた時、すごくおしゃれで洗練されたイメージがあったような気がしますが、そのイメージが薄れてしまうほどの、おしゃれで地元の人々に愛されているカフェがオーストラリアにはたくさん。

 

街のコンビニやファストフード店にだってエスプレッソマシンが置いてあるくらい。どこでもお手軽に本格的なおいしいコーヒーが飲めちゃうんです!

 

ちなみにオーストラリアは物価が日本より高いのですが、そのぶん時給も高いんです。

なんと最低賃金は約16ドル。一時間1600円くらい!!

わたしの周りのバイトをしている子も一時間に20ドルとか、びっくりするくらいもらっています。

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(これはメルボルンのストリート。全部のカフェに入ってみたい!!)

 

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―フラットホワイト。オーストラリア独自のコーヒー

 

ユカ:そんなコーヒー文化をもつオーストラリアのブリスベンで、

日本では見た事のないコーヒーの種類を発見。

みなさんフラットホワイトというのは知っていますか?

 

トモカ:はい~!私も初めてオーストラリアに来たときになんじゃこれ、と思って注文してみたらおいしい!と思って。オーストラリアとニュージーランドだけなんですかね?他の国ではみないですよね。

 

マチ:名前聞いただけだと、なんだかよくわからないですね。

 

ユカ:オーストラリアではメジャーな飲みもので、イメージとしてはラテですが、ミルクのスティームが違うそう。

ラテよりもキメの細かい泡をスティーマーで丹念に作り上げ、それをエスプレッソに絡めるようにしてクリーミーなミルクで仕上げます。

私の友達も、日本で普及してほしいくらいおいしいと言っていました!

 

トモカ:同意します!すっごくおいしいです!

 

―一番コーヒーをよく飲むのはどこの国!?

 

ユカ:では最後にここでクイズを出したいと思います。

こんなにもコーヒー文化が根付いているオーストラリアよりも、じつはもっともっとコーヒーを良く飲む国がたくさんあります。

ある経済ニュースサイトがデータをもとに、

一日に飲むコーヒーのカップ数が多いランキングを発表しました。

 

トモカ:え~、調べ方も気になりますね。街角インタビューとか?

“今日飲みましたか?飲みましたか!?”って。

ユカ:さて、そのランキング1位に輝いたのはどこの国だったでしょうか?

 

1、オランダ 2、カナダ 3、ブラジル 

 

みなさんどこの国だと思いますか?

正解は1のオランダでした。1日に平均2.414杯飲むそうです。

実は日本のコーヒーのはじまりは、このオランダ人が18世紀に長崎の出島に持ち込んだというところからきているそうです。

 

トモカ:そのシーン時代劇でみたことある!!始めてコーヒー飲んだ人、“なにこれまずっ!”みたいな。笑

 

マチ:苦いですしねー。黒いし!!

 

ユカ:ちなみにカナダは12位で1.009杯、ブラジルは31位で0.382杯です。

 

マチ:オーストラリアはどのくらいなんですか?

 

ユカオーストラリアは40位で0.365杯という結果でした!

 

トモカ:えー!日本人のほうがよく飲むんですか!?

 

ユカ日本は51位で0.245杯でした。

まだまだ世界にはコーヒーをたくさん飲んでいる国が多くあるのですね!

何はともあれこのコーヒー文化は今後も、オーストラリアに住む人たちにとって欠かせないものでありつづけるでしょうね。

 

(参考サイト:Quartz)

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オーストラリアに来たばかりのころは、カフェでの注文に困ることがたびたびありました。

フラットホワイトなんてどんな飲みものか想像もできないし、普通のコーヒーすらどれなのかよくわからない。

日本とは名称もちがいますからね。

このように。↓

 

ブラックコーヒー → 「ロングブラック」

エスプレッソ → 「ショートブラック」

ココア → 「ホットチョコレート」

アイスコーヒー → 「アイスドコーヒー」

 

日本で出てくるアイスコーヒーを想像して頼んだら違った!!

という話はよく耳にします。

オーストラリアのアイスコーヒーはコレ。

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アイスが入ったコーヒー(アイスドコーヒー)。笑

わたしはおいしいから好き。

アイスクリームと生クリームがついてくるから、日本の甘くないアイスコーヒーが飲みたい人は困るかも。

 

これはチャイラテ。こっちのあったかい飲み物はグラスに入って出てくるんです。おいしい~♡ そしておしゃれ!

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同じくカフェ文化のつよいイタリアにもスタバは一軒もないみたいですし(まだないよね?)、その土地の文化的背景ってすごく事業に影響するんだなあ、ということを感じました。

 

-日本の食文化が原因で撤退

 

逆に日本の文化的背景が原因で、海外の企業が日本から撤退したことってあるのかな?

と気になって調べてみたところ、ありました。

フランスのカルフールやイギリスのテスコといった世界の大手スーパーマーケットです。

 

いずれも過去に日本から撤退しているのですが、その原因は日本の食文化

大量に買いだめしておくことが多い欧米の家庭とは違い、日本人の多くはその日その日の新鮮な食材を買い求めるため、頻繁にスーパーに足を運びます。

 

さらに地域によって食べる野菜などが異なるなど、土地によって食文化もさまざま。

よって日本のスーパーは回転率も速いですし、地域に根付いた食材を提供します。

 

速い回転率を重視しておらず、地域の多様性への対応が難しかったカルフールとテスコはあえなく日本から撤退したのです。

(参考サイト:PRESIDENT Online)

 

自分が普通だ、当たり前だと感じていて疑問にも思わないようなことでも、

今回のスタバやスーパーマーケット撤退のニュースを聞くと、自分たちの文化を客観的に見ることができて面白いですよね。

そんなことに気付かせてくれた今回のトークでした。

 

やっぱり文化っておもしろい!!!

 

(おしまい)

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“オレは毎晩スパスパやってるよ。” オーストラリアと大麻。

 

この間、夜中にトイレに入ったときのこと。

ドアを開けたわたしはぎょっとした。

フラットメイトの女の子がトイレの床に倒れている!!!!

 

“大丈夫!?Are you okay!?”って言っても

“うーん…“って唸ってるだけ…。

これはやばい、と思って他の子の助けを呼んだ。

とりあえず意識はあるから大丈夫みたいだけど、どうやらお酒を飲みすぎたわけではない様子…。

 

彼女、大麻を吸いすぎちゃったみたい。

その子を介抱する女の子からはこんな言葉が…

“あなた、マフィン何個食べたの??”

え、マフィン?関係あるの?って思いますよね。

海外では大麻がマフィンなどのお菓子に入っていることがあるんです。

それに気づかずに食べてしまうこともあるらしい。

(※AUSの普通のお店ではまず大丈夫です!)

 

“こういうことってよくあるの…?”とその女の子に聞くと、

Welcome to Australia.” と彼女は失笑。

 

ようこそって…

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(これは普通のおいしいクッキー

 

オーストラリアでは州によって大麻所持に対する罰則は違うみたいですが、

わたしの住むブリスベンでも、日本と同様大麻は違法です。

 

でも何が日本と違うかといえば、

そこらじゅうに大麻をやっている人がいるということ。

街で警察に声をかけられても、注意されて終わりなこともあるみたい。

日本では考えられませんよね。

 

種類によるのかもしれないけれど、大麻ってタバコとは違う甘いにおい

するんです。例えば友達の家に遊びに行ったとき、

“あ、この家の人は大麻吸ってる。”ってにおいでわかっちゃう。

 

-毎晩シェアメイトとスパスパ

 

もう一個、びっくりしたエピソード。

ともだちがある男の子に言われたそうです。

“オレは毎晩スパスパやってるよ。”って。

 

“え、何を???”

何のことだかわからなかったわたし。

“大麻だって。”

“……((°Д°;)))))”

 

このくらい一般的なんです。大麻やってるって。

“タバコと比べてそんなに依存性はないし害もないよ。“って。

でも。でも、どう思いますか?

毎晩仲間と大麻を吸っていることを自慢げに話すひと。

違法なことをしてるのに、害は無いとかむしろ日本でも合法化されるべきだとか言って正当化するひと。

 

世界には大麻が合法なところだってあるし、タバコは合法なのに大麻はなぜ非合法なんだとか言う人もいるし、正直どうなるべきなのかよくわからない。

色々な情報や意見があって、簡単には割り切れない。

調べるほど混乱するばかりです。

 

でも少なくともそれは非合法だし、手を出す必要はないと思う。

それがなくても生きていけると思うから。

実際危険な目に合ってる子も見てる。

どんな意見を信じるかはその人次第だけど、やっぱりよくないと思うな。

あなたはどう思いますか?

 

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(おしまい)